ツンギレ猫の日常

うだまの猫ブログです。毎日更新。

よく売れてる猫砂を全部買って比較してみた

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猫飼いの皆さんのお家では、どんな種類の猫砂を使っているだろうか。鉱物、おから、紙、シリカゲルなどなど……。我が家ではずっと「トイレに流せる紙の猫砂」か、「おからの猫砂」を使用していたのだが、つい先日読んだ猫専門医の先生が書いた本にこんなことが書いてあった。


 

 
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「ネコ自身に好みの砂を選ばせる実験をすると、多くのネコは鉱物系の砂、つまり野外で用を足すときの自然の砂に近いものを選ぶようです」(服部幸著『ネコの本音の話をしよう』 p42)


 鉱物の猫砂だと……!? 重たくてあまり使ったことがなかったのだが……。Amazonの猫砂売れ筋ランキングを見てみると、鉱物系の猫砂がランキングの上位にたくさん食い込んでいる。

猫砂いっぱい




 

 
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ということで、今回、ランキングの上位から11種類の猫砂を取り揃え、うちの猫に実際に使っていただいた。実験に費やした期間は2カ月。長い戦いだった……。トイレに流せるもの、流せないものが混在しているため、今回は次の3つのポイントを用いて比較してみた。


・固まる
・散らからない
・運びやすさ(猫砂本体が重いかどうか)


 

 
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まず固まるかどうかは非常に重要なポイントである。固まりが悪いと、猫トイレを掃除する時にオシッコを含んだ砂がバラバラになってしまい、掃除に非常に時間がかかる。


また、猫砂があまりに軽かったり、猫の肉球に挟まりやすかったりすると、排泄後の猫トイレの周りが猫砂だらけということになりかねない。普段から愛猫に気持ちよくすごしてもらうためにも、部屋に猫砂が散らばっていないということは重要なのだ。




 

 
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そして最後に、猫砂本体が重たいかどうかも重要だ。もちろんネット注文をしてしまえば家まで猫砂を運んではもらえるのだが、買い物をしたついでにペットショップに立ち寄り、偶然いつも使用している砂がセール中! ということもありうる。あまりに重たくないかも重要視したいのだ。

※今回はシステムトイレ用の猫砂は除外してある。
※使用後の猫砂写真が以下掲載されているので、お食事中の方は後ほどご覧下さい。


 
お茶の猫砂

 

順不同で使っていくことにする。まずはお茶でニオイをとる砂だ。


 

 
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重量は2キロ。オシッコをした箇所が緑色に変化するため、掃除がしやすい。固まった後は燃えるゴミとして捨てることができる。













 

 
002

 


原材料は、再生紙、茶葉、お茶がら、ポリマー、変色剤などとのこと。




01

 



固まりやすさ・・・△
散らかりやすさ・・・△
運びやすさ・・・◎


この猫砂の良い点は、やはり香りだ。お茶がらを使用しているので、かすかにお茶の香りがする。猫が気にするかもしれないと一瞬考えたが、ご覧のとおり問題なく使用することができていた。また、紙の猫砂であるためかなり軽い。一人で楽に運べる重量だ。





 

 
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気になる猫の反応は……。香りそのものはあまり気にしていないらしい。また、元々生まれてからずっと使っていた紙タイプの猫砂だけあって、何の抵抗もなく使用することができていた。


■気に入った点
・お茶の香りでニオイを消せる
・軽い


■気になる点
・紙タイプなので軽く、散らばりやすい
・鉱物タイプに比べると当然ながら固まりは弱い



デオサンド

お次はこちら。10リットルも入った大容量の紙の猫砂だ。




 

 
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重量は2.9キロ。オシッコをした箇所は青色に変化する。










 
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使用後の猫砂は燃えるゴミとして捨てることができる。本体サイズはさすがに33×7.5×43センチと大きかったが、大容量でお値段も700円ちょっとだったので大変お買い得だった。




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固まりやすさ△
散らかりやすさ△
運びやすさ◎


この大容量でこの軽さは実に魅力的。少し他の猫砂よりも粒が大きいのか、猫の肉球の隙間に挟まるとしばらく抜けないことがあった。しっかり猫砂も消臭できているので、多頭飼いのお家で使用するのに適していそうだ。





 

 
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気になる猫の反応は……。体の大きな兄猫は使用してくれたのだが、何故か弟猫はこちらの猫砂が入った猫トイレをただの一度も使ってはくれなかった。冒頭で紹介した書籍にも「猫にだって猫砂の好みはある」という旨が書かれていたので、ただ単に我が家のチビ猫の好みにはそぐわなかったのだろう。


■気に入った点
・たっぷり入っているのに値段が安い
・容量のわりに軽い


■気になる点
・少々粒が大きいので手に挟まる
・(我が家の猫本人の好みの問題だが)使用してくれない猫がいた


 
ニオイをとる砂

さて、お次は「ニオイをとる砂」だ。




 

 
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いよいよこちらは鉱物の猫砂である。システムトイレ用の猫砂を抜くと、ずっとAmazonの猫砂ランキングで1~3位に食い込み続けている人気の砂だ。










 
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重量は何と4キロ。鉱物系の猫砂は少々重たいのが特徴である。どの鉱物系猫砂でもそうだが、鉱物系のものの売りは何といっても「ガッチリ固まる」こと。どれほど固まるのか期待に胸を膨らませて使用してみると……。




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固まりやすさ◎
散らかりやすさ△
運びやすさ△


 

あまりにガッチリ固まるので少々ドン引き……。普通、猫のトイレ掃除をする際は、ひとつの大きな塊をスコップですくった後、取りこぼした小さな汚れた猫砂をちょっとずつ拾っていくものだが……。ほぼ一発で汚れた箇所を取り除くことができた。あまりにガッチリ固まるのでリビングで食事中の旦那のところに大興奮で見せに行ってしまった。





 

 
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気になる猫の反応は……。バッチリである。実は、使い慣れた紙の猫砂、おからの猫砂とどっちを好むのか比較したかったので、4つある猫トイレのうち、2つに紙タイプ、1つにおからタイプ、そして最後の1つに鉱物のものを入れておいたのだ。


結果はご推察の通り。一番使用頻度が高かったのは鉱物タイプの猫砂が入ったトイレなのだった。やはり元々砂漠で暮らしていたからなのだろうか……。本物の砂に近い猫砂を好むのかもしれない。


■気に入った点
・ガッチリ固まる
・猫が喜んでくれた


■気になる点
・やはり、重たい
・紙やおからの砂に比べて少々粉末が飛ぶのが気になる


 
トイレに流せる木製猫砂

次はトイレに流せる木製猫砂だ。


 

 
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木のオガクズ、糊剤、香料が原材料で、重量は3キロ。












 
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実はこちらの猫砂、我が家の猫たちが赤ちゃんのころ愛用していたものなのだ。紙の猫砂に比べると固まり具合は弱いのだが、水洗トイレに流せるという点、ひのきの良い香りがするという点、そして何より安価な点が気に入って愛用していたのだ。




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固まりやすさ△
散らかりやすさ
運びやすさ◎

さて、久々に使用してみたがやはり香りはとても良い。さっき出したばかりのウンチがあってもひのきの香りがカバーしてくれるので掃除も楽チンだ。そして何より、トイレに流せるという点が実に嬉しい。


 

 
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気になる猫の反応は……。赤ちゃんの頃に使用していたので、一切ためらうことなく使うことができた。他の猫砂に比べるとひのきの香りがしっかりしているので、香りに抵抗を示す猫ちゃんもいるかもしれないが、我が家の猫たちは手馴れたもので一切問題がなかった。


■気に入った点
・軽い
・安い


■気になる点
・(鉱物タイプに比べると)固まりが弱い
・ひのきの香りがするので、気にする猫がいるかも


 
トフカスサンド

次に使用するのはトフカスサンドだ。





 

 
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こちらは個人的に実は気になってはいた。重量は4キロで、お値段は普通の猫砂に比べると1,000円を超えるので少々高級。原材料はおから、炭酸カルシウム、コンスターチなどだ。











 

 
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おからを使用した猫砂であるにもかかわらず、猫砂そのものの色がだいぶ白いのが特徴だ。




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固まりやすさ○
散らかりやすさ△
運びやすさ◎

さて、実際に使ってみたが、なるほど、私が今まで使用してきたおからの猫砂に比べると、固まり具合はずっと良くなる。また、おからの猫砂はおからの香りが結構強いものだが、こちらの猫砂はほとんどおからの香りがしなかった。


 

 
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気になる猫の反応は……。まずまずの気に入り具合である。普段使用している紙の猫砂にさわり心地が似ているからか、何のためらいも無く使用することができた。


■気に入った点
・おからタイプなのにおからの香りがあまりしない
・軽い


■気になる点
・(鉱物タイプに比べると)固まりが弱い



ニオイをとるおから砂

お次はニオイをとるおから砂だ。


 

 
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重量は1.6キロ。おからの猫砂にしては珍しく、ラベンダーの香りがついているという。











 

 
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砂は少々白っぽく、今回使ってみた他の猫砂に比べると少々小さい。



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固まりやすさ○
散らかりやすさ△
運びやすさ◎

 

おからの猫砂にしては結構固まったので驚き。ただご覧の通りオシッコをしても変色しないので、長年の勘で「うちの猫ならばこのあたりにオシッコするはず」と、勘で掃除しなければならないのが少々難点。


 

 
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気になる猫の反応は……。他のおからの砂と同様、難なく使ってくれた。猫砂が少々小さいため、肉球の間に挟まるというトラブルはなかった。


■気に入った点
・軽くて安い
・他のおからの猫砂に比べると、結構固まる


■気になる点
・変色しない



ニオイが消えるネコの砂

 次に使用するのは驚くほどニオイが消えるネコの砂だ。


 

 

 
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重量は3.5キロと少し重め。紙タイプの猫砂で、トイレに流すことができる。原材料はポリマー シリカゲル。











 

 
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ざーっと猫トイレに入れてみると、あまり粉末がたたず飼い主にとっては嬉しいポイント。粒そのものは少々大きいので、時々猫の肉球には挟まるが、気にするほどの頻度ではなかった。



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固まりやすさ○
散らかりやすさ△
運びやすさ○

まずまずの固まり具合。画像の通り、色が変わってくれるのでオシッコをした箇所を見つけやすい。パッケージに「消臭主義」と書かれているだけあって、オシッコのニオイもちゃんと消してくれている。


 

 
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気になる猫の反応は……。こちらの猫砂は最初使うのをためらっていたが、最初に兄猫が、次にそれを見て弟猫が使用してくれた。人間にはわからないこだわりがどうやら猫にもちゃんとあるようだ。


■気に入った点
・色が結構変わるので、オシッコの箇所を見つけやすい
・そこそこ固まってくれる


■気になる点
・他の猫砂(7リットル)に比べると、お値段は1,000円を超えているので少々高級



紙の猫砂

次に使うのは紙の猫砂。


 

 
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原材料には再生パルプが使用されており、使用後はトイレに流すことも燃えるゴミとして出すことも可能。












紙の猫砂 KMN-70N (7L)【RCP】

紙の猫砂 KMN-70N (7L)【RCP】
価格:516円(税込、送料別)




 

 
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こちらは非常に面白い猫砂で、パッケージ越しだとわかりにくいが、まるで岩石地帯に転がっている小さな岩みたいな見た目の砂なのだ。推測ではあるが、私がこれまで使用してきたどの猫砂よりも粒が大きいかもしれない。



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固まりやすさ○
散らかりやすさ△
運びやすさ◎

粒が大きいからなのか、オシッコをした箇所だけがしっかりとまん丸に固まっており、まだ汚れていない猫砂を捨てずに掃除をすることができた。色もかなり暗く変わってくれるので、掃除もしやすい。


 

 
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気になる猫の反応は……。人間の目から見るとだいぶ粒が大きいのだが、難なく使用することができた。他の紙タイプと比べても遜色の無い使用頻度だ。


■気に入った点
・使っていない猫砂の部分を捨てずに掃除することができる
・軽いし、トイレに流すことができる


■気になる点
・少々粉末が飛ぶ



フローラルソープ

お次は、ニオイをとる砂フローラルソープだ。


 

 
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原材料は、ベントナイト、ポリフェノール、銀・銅系消臭抗。重さは4.1で、香りのハーモナイズド技術を使って消臭するとのこと。











 

 
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フローラルソープと書いてあるので石鹸のような香りがするのかと思ったが、(私の鼻が悪いからだろうか)、普通の鉱物タイプの猫砂と香りはあまり変わらなかった。



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固まりやすさ◎
散らかりやすさ△
運びやすさ△


 

さすがは鉱物タイプの猫砂。ガッチリ固まる。オシッコのニオイに関しては、残念ながら私の鼻のレベルでは他の鉱物タイプを使った時と差異があるとは判別できなかったが、鼻がきちんと機能する方は比較してみていただきたい。


 

 
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気になる猫の反応は……。猫の鼻だと、香りがあることがわかってしまい使用をためらってしまうかもと考えたが、こちらの猫砂も難なく使うことができた。


■気に入った点
・ガッチリ固まる
・固まるため掃除がしやすい


■気になる点
・重たい



紙の猫砂

そして最後は番外編。Amazonではなくカインズホームで購入できる猫砂だ。商品名は、香りで消臭紙のネコ砂。


 

 
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値段が安い点、紙タイプにしてはよく固まる点、軽いので運びやすい点、トイレに流せるという点から、ここ数年は実はこちらの猫砂を愛用していた。


 

 
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成分は再生パルプ、吸水性ポリマー、植物性粘着剤などで、あまり粉末なども飛ばない点が魅力的。



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固まりやすさ○
散らかりやすさ△
運びやすさ◎ 


色もちゃんと変化してくれるので、割と掃除もしやすい。粒は小さめで肉球にはあまり挟まらない。ただ砂の粒が結構軽いので、少々飛び散りやすいのが難点だ。


 

 
035

猫も長年愛用している猫砂なので、率先してこちらの砂を使ってくれている。


■気に入った点
・紙タイプにしては結構固まる
・安い


■気になる点
・少々飛び散る



まとめ

 

 
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以上、人気の猫砂を実際に使って比較してみた(一部番外編を含む)。まとめると、以下のようになる。


■鉱物タイプ
・メリット……非常によく固まる、猫が好む傾向にある
・デメリット……重たい、トイレに流せないものが多い


■紙タイプ
・メリット……軽い、トイレに流せるものが多い
・デメリット…(鉱物タイプに比べると)固まりにくい、散らばりやすい


■おからタイプ
・メリット……安い、トイレに流せるものが多い
・デメリット……(他の猫砂に比べると)おからの香りがしてしまう、(鉱物タイプに比べると)固まりにくい



結論

 

それでは結論を発表する。実に、実に、実に深く悩んだのだが……我が家ではこれから鉱物タイプの猫砂を使用することをここに宣言する。


 

 
037

 

飼い主としては、トイレに流せるタイプで、なおかつ持ち運びがしやすい紙の猫砂を選びたいところなのだが……。


 

 
038

 

今回使用してみてよくわかった。我が家の猫は、鉱物タイプの猫砂をとてもよく好むのだ。トイレに流せないという点は少々痛いが、ガッチリ固まるし、猫も喜んでくれるし、今後は鉱物タイプを使おうと思う。


 

 
040

 

とはいえ、もちろん鉱物タイプを使うことが唯一無二の正解ではもちろんない。飼い主さんの事情も考慮しながら、愛猫が一番好む砂を見つけて使っていただくのが一番だ。


 

 
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以上、猫砂の使用レポートをお送りした。猫飼いの皆様のご参考になれば幸いである。

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